【カズレーザーと学ぶ】家でのアレルギーの原因・ ダニ対策

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雑記
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みなさんおはこんばんちわ!

2023/10/10 「カズレーザーと学ぶ」で「家に潜む危険」をテーマで放送された中から
ダニアレルギーの研究の最前線、 東京アレルギー・呼吸疾患研究所 
白井 秀治先生に説明頂いた
ダニが原因によるアレルギーへの実験・検証結果と、
その非常に効果的な予防策をまとめて紹介します!

現代の日本での最凶ダニ。 その名は「ヒョウヒダニ」!!

・統計によると、ダニの数は 8-10月に最も多く
 アレルゲンの量は10月が最も多い

 何故か⇒アレルギーの原因は、ダニの糞や死骸が原因。 
     ダニは梅雨時期の高温多湿時期に増え、その寿命は3か月
     なので、秋に死骸や糞が大量発生する為、


・ダニの数は1960年代と比較して、現在は3倍にもなる。
 その理由は・・・最強ダニ 「ヒョウヒダニ」!!!

 現在の日本の住宅には 40-50種類のダニの存在が確認されているが
 ヒョウヒダニだけが、現在の日本において、大増殖しています。
 2017年の白井先生の調べでは、その数はなんと全ダニの94.8%!!
 
 ヒョウヒダニ自体は、人間には刺さないそうです。
 
 ヒョウヒダニの糞は約10μmで花粉の約1/3の大きさ。
 つまり、簡単に空気中に舞い上がります。
 なので、人は簡単に吸い込みますし、吸い込んでしまうと
 気管支まで到達し、ぜん息を引き起こす原因となります。

 なので、現代の日本では、「ダニに刺される」という事は少ないので
 ダニに対する意識はあまりないかもしれませんが、
 実はそのダニが原因でのアレルギーは物凄く多い
、という事になっています。

ヒョウヒダニが増えた理由

ヒョウヒダニ = 表皮ダニ : 人のフケ、垢を好んで食します。

人間の快適な湿度は 40-70%
多くのダニが好む湿度は75-95
ヒョウヒダニは60-80%の湿度を好みます

近年の住宅では気密性が高くなっており、人は快適な湿度で過ごす時間が多くなっています。

ヒョウヒダニの視点でこれらの事を見ると
人間が餌も環境も、
ヒョウヒダニにとってとっても住みやすい環境を、作ってくれている

という事になります。

住まいのどこにダニが多く潜んでいるか、実験と検証

ダニの多い場所をマヂラブ村上家で実験

 実際に村上家に行き、そこで各場所のホコリを採取し、その中にいるダニの数を計測

マンション、築10年 2LDK、居住歴約2年
奥さんが、掃除機をほぼ毎日かけている
村上はダニの存在を感じた事はない、との事

結果

ベットシーツ     :1,150匹
ベットマットレス   :1,410匹

フローリング     : 115匹
その他(ソファー、ラグ):40-60匹


結果検証

 ・村上家は掃除が頻繁に行われている為、その他が非常に少ない

リビング
 ・ソファー、ラグはダニの発生が多い場所だが、
  掃除機やカバーの洗濯により、ダニの発生が抑えられている

 ・フローリングは、ホコリが目に見えない限り掃除機をかけないので
  掃除機の頻度が落ち、ダニの発生が増えている

 ・ロボット掃除機は、全体的にそうじしてくれるので、
  ダニ抑制効果が高い。

  人が掃除機をかけると、掃除中に人が歩きながらほこりを巻き上げ
  掃除が終わった後に、また床に落ちるので、完全にはホコリは取れない



 ・フローリングには不織布ワイパーでも、
  ダニ対策としては効果は同等

 寝室
 ・寝具の数値が非常に高いが、日本の一般的な寝室としては驚く数字ではない

 ・マットレスは、マットの最表層にダニが多く発生する

 ・ベッドの使用頻度が多いほど、ダニは多くなる

 ・換気が少ない部分の方が、湿度が多くなり、ダニが増える
     部屋の入口 < 部屋の奥側

 ・ベットを壁際につけている場合以下の理由で壁側が多くなる
  壁側の換気効果が低くり、湿気が多くなる
  掃除機のかけかたが甘くなる(掃除機が壁にあたるので)

 ・今回の村上家での実験結果は、日本の一般家庭並み。

 その他
 ・犬がいる = ダニが多い という事にはならない。
  むしろ毛の掃除の為、掃除頻度があがりホコリが少なくなる場合もある。

対策

では、このヒョウヒダニによる健康への悪影響を減らすには、
どうしたら良いでしょうか?

 それは、換気と掃除です。

でも、特に掃除にはちょっとコツが必要です。

リビング

・週1回以上の掃除機だけでも有効
・フローリングワイパーでも同等の効果あり

最強の掃除方法として
 ダニは熱に弱い(60度以上)ので、スチームクリーナーで死滅させ
 その死骸を掃除機で吸い取るとより効果的。
 頻度は1-2回/月

寝具

やってはいけないNG行為:布団を叩く
ホコリを表面に浮き上がらせる行為で逆効果


・掃除機でしっかりと吸引する
  掃除機がけ 1㎡あたり20秒 ノズルを密着させてしっかりと吸引させる
  週1-2回

↑布団専用のロボット掃除機もおススメです

・洗濯
  洗濯機での洗濯により、ダニの糞を9割、死骸を6-7割落とせます。
 しかし、ダニそのものは、水にいくらか耐性があるので 4%程度しか死滅しません。

最強の洗濯方法
1. 洗濯前に乾燥機に入れ、熱効果でダニを死滅させる
2.洗濯機で死骸を除く
3.洗濯後に、また乾燥機に入れて乾かす

 手間ですが、これでしっかり対策できます。

↑時間がない人は、業者に頼む事も選択肢の一つです

まとめ

・ハウスダストアレルギーの原因はヒョウヒダニが原因の可能性が高い
・ヒョウヒダニは、人には噛まないので自覚はないが、
 その糞や死骸はハウスダストとなり、人体に吸引される。


・対策は、換気と掃除
・リビングは、週1-2回の掃除。
・ロボット掃除機は有効
・スチームモップで加熱しでダニを死滅させ、その後に掃除機で死骸を吸うと効果絶大
・布団も掃除機が有効。しっかりと吸引させる事
・布団をたたく事は逆効果
・布団も、乾燥機の加熱でダニを死滅させ、その後洗濯機で死骸を除き、乾燥機で乾かす事が効果絶大

如何でしたでしょうか?
大量のダニの死骸や糞を吸い込んでいるかと思うと気持ち悪いですよね。。。
しっかりと対応していきましょう!

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それでは、ここまで読んでくれてありがとう!!
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