吉永小百合さん　厳しい環境で育った 生い立ち、家族、経歴

昭和生まれで恐らく知らない人はいないであろう
昭和を代表する名女優の吉永小百合さん。
彼女の熱狂的なファンは「サユリスト」とも呼ばれます
女優として現在も映画やCMに多数出演される活躍をされていますが、
どういった生い立ちで、幼少期を過ごしたのでしょうか？
何故芸能界入りをされたのでしょうか？

今回は吉永小百合さんのプロフィールや
経歴情報などまとめてご紹介します！

プロフィール

主な経歴と出演作品

1957年　小学6年生の時に、ラジオドラマ「赤胴鈴之助」でデビュー
1959年　松竹「朝を呼ぶ口笛」で映画に初出演
1960年　高校進学と同時に日活と専属契約を結び、「ガラスの中の少女」で映画初主演
1962年　「キューポラのある街」でブルーリボン主演女優賞を受賞、歌手デビューも果たす。
1972年　「男はつらいよ」シリーズの「柴又慕情」
1974年 　同シリーズ「寅次郎恋やつれ」
1975年　「青春の門」
2007 年 「母べえ」
2010年 「おとうと」
2012年　北のカナリアたち」
2014年　「BUDDHA2　手塚治虫のブッダｰ終わりなき旅ｰ」
　　　　「ふしぎな岬の物語」
2015年　　「母と暮せば」
2018年　「北の桜守」
2019年　「最高の人生の見つけ方」
2021年　「いのちの停車場」
2023年　「こんにちは、母さん」

生い立ち と　芸能界入りのきっかけ

父親：吉永芳之（よしゆき）さん
東京大学法学部を卒業後、九州耐火煉瓦に就職。
外務省関係の仕事を経て出版社『シネ・ロマンス社（映画ファン誌の発行）』を設立。

母親：吉永和枝さん。
歌人で短歌結社『潮音（ちょうおん）』に所属していた。

3人姉妹の次女
姉は5歳上 妹は 2歳下

父親も母親も裕福な家のご出身だったようですが、
吉永小百合さんの子供時代は、父親の出版社の経営があまりよくなく
借金取りに追われる事もあったそうです。
終戦直後という事もあり、今では想像できないような厳しい環境だったでしょうね。

そんな厳しい家の家計を支える為
小学校６年生の時、TBSに務める親戚の紹介でラジオドラマ『赤胴鈴之助』の
オーディションを受け、『さゆり』役で声優デビューを果たしました。

学歴

1957年 渋谷区立代々木中学校へ入学
1960年 都立駒場高等学校・普通科　入学
1961年　精華学園女子高等学校（現：東海大学付属望洋高等学校）へ転校
1962年　同校中退
中退の理由は、芸能活動が忙しく、学校に行けなかった為、だそうです。

1969年 早稲田大学（夜間）卒業
吉永小百合さんは高校を中退したため、大学の受験資格はありませんでした。
そのため大検を取得している最中でしたが、
早稲田大学の計らいで❝高校を卒業程度の学力を有する者❞として特別に受験可となったそうです。

結婚　出産

吉永小百合さんは、1973年、 28歳の時にフジテレビディレクターや共同テレビ会長を歴任した
15歳年上の岡田太郎氏と結婚しています。
当時にしては珍しい15歳差の結婚は家族に反対され、身内だけのジミ婚となったようです。

子供は作らない選択をされています。
また、自身の幼少時代が、厳しい環境にあった事もあり、子供からみた母親像が明確にポジティブに
持てなかった事が理由とされています。
親から認められていない結婚だった、という事も理由のひとつかも知れません。

現代なら、もっとポジティブに考えられたかもしれませんね。

まとめ

吉永小百合さんは　終戦年に生まれる
裕福な芸能系家系だが、幼少時は貧しかった
家計を助ける為に小学校6年生で受けた声優オーディションが芸能界入りのきっかけ
芸能界入り後、仕事が忙しいく学校にいけずに高校中退
しかし、自分で努力し早稲田大学（夜間）に入学、卒業
28歳の時に15歳年上のテレビ関係の夫と結婚。 子供はいない。

これらの経歴と、小百合さんの佇まいを見ると
頭も良く、品格もあり、非常に努力家である事がわかります。
2023年で78歳との事ですが
まだまだこれからも活躍されることを期待します！

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