「おさんどん」はどういう意味? 語源や使い方を徹底解説!!!

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雑記
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みなさん、おはこんばんちわ!
みなさんは「おさんどん」という言葉をご存じでしょうか?
あまり聞きなれない言葉なので、わからない人も多いかと思います。

今回は、その「おさんどん」の意味を解説し、語源や使い方も徹底解説します!

「おさんどん」の意味

意味は大きく2つあります

・台所仕事
・台所で働いてもらうために雇った人

「おさんどん」の語源

語源には諸説あります。
一般的に有力と言われている説を紹介します。

説1) 「お三女殿」

江戸時代、武家や宮中、町家にて水回りを中心に、
台所仕事や掃除等の仕事を住み込みで、一日中行う
「下女中(しもじょちゅう)」という女性の奉公仕事がありました。
この「下女中」が略して「下女(げじょ)」と呼ばれるようになりました。

特に町屋での下女は「お三」(「三女」に「お」をつけた形)と呼ばれ
最後の「どん」は「殿」が転じた形と言われています。

つまり、正確には「お三女殿」という言葉が転じて「おさんどん」になった。

説2) 「御三の間」

武家に使える女中の役割は色々あるのですが、その下位役職の
「御目見以下」に分類される職務の一つで
「御三の間」という地位があります。
仕事は、御台所の居間の掃除・雑用係だったので、これが転じて
「おさんどん」になったという説。

説3) 「御爨(おさん)」

かまどを意味する「御爨(おさん)」にかけたことばだとする説。

いずれにせよ、時代的に台所仕事は女性が行う事が当然の時代なので
「おさんどん」という言葉は、女性に対して使われる言葉だった
と言えます。

使い方

あまり現代では使われませんが
主に京都やその周辺で使われる方言です。

<使用例>
 「おさんどんになる」:台所の下女になる。 現代では使用しませんね。
 「おさんどんをする」:台所仕事をする。
 「おさんどんを雇う」:家事手伝いさんを雇う。 現代日本では有り得ませんね。。
 
いづれにせよ、現代においては、差別・侮辱的な意味が含まれるので
使用する機会はまずない言葉ですね。
アニメや、ドラマ等での江戸時代設定のお話の中で留めておきましょう。]

まとめ

・「おさんどん」とは 「台所仕事」という意味と「台所仕事の為に雇った人」
・江戸時代に生まれた言葉で、当時は台所女中の事を言う。
・その語源は「お三女さん」→「お三女殿」→「おさんどん」の説や 
 大奥の下位役職「御三の間」が語源の説等が有力
・語源的には「台所仕事をさせる為に雇った奉公女性の人又はその仕事」で、
 その仕事内容は非常に低賃金、肉体労働、低地位であった事から
 差別用語ではないものの、現代の日本社会においては、使う機会のない言葉
・アニメや、ドラマ等での江戸時代設定のお話の中で留めておきましょう。

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